居抜きのメリットは低価格で店舗を開くことができるということで、最近のトレンドになっています。
好景気のときには高コストで店を作っても問題なく経営をすることも可能でしたが、景気が後退してくると採算が合わなくなってくる危険性があり、店を作る時にコストを掛けていることから料金にも上乗せしなければなりません。
居抜きは不景気の時代に多く使われる手法で、不採算になった店舗を買い取って、そのあとにその店舗のものを再利用します。
今までは新しく土地を買った後に店舗を作らなくてはならず、時間も掛かるものでしたが、居抜きの場合はリフォームするだけなので短い時間でコストも安く開店することができます。
コストを下げている分だけ料金を値下げすることも可能で、客を呼ぶことができます。
居抜きはデメリットは不採算になったところなので立地条件が悪いということが多く、コストを下げたり、マーケティングを徹底しないと儲からないので高度な知識やノウハウが必要になります。
儲からなかった場合でも比較的低価格で店舗が開けているので、売却することも比較的に容易で傷を浅くできるのが居抜きのメリットでもあります。
居抜きはチェーン店では統一感が失われてしまいますが、他の店を持っていない場合には統一感をもたせる必要もなく、個性的な店にすることも可能です。
